修繕積立金が安いマンションは要注意?将来の値上げリスクを解説
2026年2月17日
中古マンションを探す際、修繕積立金が安いほうがお得に見えますが、実はそうとは限りません。修繕積立金が安すぎるマンションには将来の値上げリスクが潜んでいます。
修繕積立金の適正額
修繕積立金の目安は専有面積1㎡あたり月額200〜350円です。70㎡の物件なら月額14,000〜24,500円程度です。この範囲を大きく下回る場合は注意が必要です。
段階増額方式と均等積立方式
修繕積立金の徴収方法には2つのパターンがあります。
- 段階増額方式:新築時は安く設定し、数年ごとに値上げしていく方式。国土交通省のガイドラインではあまり推奨されていません。
- 均等積立方式:長期修繕計画に基づいて当初から適正な金額を均等に積み立てる方式。値上げリスクが低い方式です。
修繕積立金が安いことのリスク
修繕積立金が安い場合、以下のリスクがあります。
- 大規模修繕時に積立金が不足し、一時金の徴収や借入が必要になる
- 管理組合の総会で大幅な値上げが決議される可能性がある
- 必要な修繕が先延ばしにされ、建物の劣化が進む
確認すべきポイント
購入前に「長期修繕計画書」と「修繕積立金の残高」を確認しましょう。計画的に積み立てられているマンションは、将来の急な値上げリスクが低く、建物の価値も維持されやすいです。修繕積立金が適正額以上のマンションは、安心できる水準にあると評価できます。